鎌倉小川軒レーズンのこだわり

太陽の恵みのレーズンウィッチ

鎌倉小川軒「レーズンウィッチ」の主役となるレーズンはアメリカ合衆国カリフォルニア州の中部に位置するフレズノで生産されております。背丈は低いが青い空と燦々と輝き続ける太陽の光を浴びて育ったブドウの木はたくさんの実をつけて毎年9月の初めに収穫されます。レーズンに適した品種のブドウの色は我々が知るマスカットの色に近いのです。粒はデラウェアとマスカットの中間くらいの大きさです。一粒取って食べてみても自然な甘味だけで、この後レーズンになるのかと思うほどなのです。

ぶどうからレーズンへ

収穫された綺麗な緑色のブドウは防水処理を施したペーパーに並べられ2~3週間ほど天日干しに乾燥されます。太陽の光を浴びたブドウは、粒の大きさによってその乾燥のスピードはそれぞれ違ってきます。乾燥するにつれてブドウの糖度は増していきます。シートの上にはブドウのままの姿のもの、中間のもの、程なくレーズンになるものと色々な顔が見受けられます。自然の力の結晶となるレーズンへと生まれ変わる過程です。

褐色のレーズン

大地に広がり完全に水分が抜けてカリカリに近い状態となってやっとレーズン色に変貌をとげたブドウ。カリフォルニア州フレズノの9月の降雨量は全体で2mmも満たないのですが、絶対に雨が降らないとも限らないので気を抜けない中でレーズンは出来上がっていくのです。ちなみにこの特殊加工の紙のシートは自然分解され大地へ還っていきます。持続可能なスタイルはこのレーズンの生産過程でも実現されております。

レーズンの収穫

太陽の輝きをたくさん浴びたレーズンの収穫も実にアメリカらしい風景一つなのです。カゴいっぱいに積み込まれたレーズンをトラクターで運んでいる姿には本当に圧倒されます。広いブドウ畑どれくらいの時間がかかるのでしょうか。実に頭が下がる作業もスタッフの方々は笑顔を絶やさず続けています。

安全性への取り組み

カゴに収穫されたレーズンは製品となるべく加工ラインへと運ばれていきます。そこはアメリカ、実にダイナミックに箱ごと選別のマシーンで枝の除去、不要物の撤去を10回以上別々の工程を経て限りなく不純物を取り除いていきます。あれだけ混ざっていた枝などの不純物が取り除かれているのをみて安心して仕入することができるのだなと実感が湧いてきます。

そして高品質のレーズンへ

乾ききったレーズンは最後に美味しさをさらにアップすため最後に仕上げの工程を迎えます。それはレーズンに敢えて水分を調整して加えることによってあの独特の食感を生み出すためのものです。そして出来上がったレーズンは衛生的かつ効率的にパッキングされて我々の元へ海を越えて出荷されていきます。太陽の恵みから変貌を遂げたレーズンを私たち鎌倉小川軒のスタッフは感謝を込めて大事に無駄のない生産に取り組んでいます。

安心のレーズンを届けております

我が社のレーズンを一手に生産しているSun Valley社代表のDoug Moles氏と記念撮影する有限会社ケイワン代表の中村友。2022年9月フレズノにて。

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